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楽曲紹介♬   “「手紙」~親愛なる子供たちへ~”

カテゴリー : デイリー  2022年02月17日

 こんにちは。
 皆さんは『手紙~親愛なる子供たちへ~』という曲をご存知ですか。
熊本市出身・在住のシンガーソングライター樋口了一さんのヒット曲で、ご存知の方も多いかもしれません。
 歌詞には、年老いてく親から子供に向けた温かいメッセージが込められています。私はこの歌と出会い、晩年に介護が必要になった祖父母のこと、これから年老いていく両親のこと、色んなことを想いました。ご利用者様、ご家族、介護に携わる方、聴く方の立場によって感じ方は様々だと思います。
 
 この歌をたくさんの方に聴いてもらいたいと思い、ご紹介させていただきました。   
                               by デイサービス 生活相談員

 

 テイチク 樋口了一   ”「手紙」~親愛なる子供たちへ~ ”

https://www.teichiku.co.jp/artist/higuchi/TEGAMI/  (テイチク 公式動画URL)
※テイチク様よりこの楽曲の掲載に関する了承を頂いております。

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<歌詞>
年老いた私がある日 今までの私と違っていたとしても
どうかそのままの私のことを理解して欲しい
 
私が服の上に食べ物をこぼしても 靴ひもを結び忘れても
あなたに色んなことを教えたように見守って欲しい
 
あなたと話す時 同じ話を何度も何度も繰り返しても
その結末をどうかさえぎらずにうなずいて欲しい
 
あなたにせがまれて繰り返し読んだ絵本のあたたかな結末は
いつも同じでも私の心を平和にしてくれた
 
悲しい事ではないんだ 消え去ってゆくように
見える私の心へと 励ましのまなざしを向けて欲しい
 
楽しいひと時に 私が思わず下着を濡らしてしまったり
お風呂に入るのをいやがるときには思い出して欲しい
 
あなたを追い回し 何度も着替えさせたり 様々な理由をつけて
いやがるあなたとお風呂に入った 懐かしい日のことを
 
悲しいことではないんだ 旅立ちの前の
準備をしている私に 祝福の祈りを捧げて欲しい
 
いずれ歯も弱り 飲み込む事さえ出来なくなるかも知れない
足も衰えて立ち上がる事すら出来なくなったなら
 
あなたがか弱い足で立ち上がろうと私に助けを求めたように
よろめく私にどうかあなたの手を握らせて欲しい
 
私の姿を見て悲しんだり 自分が無力だと思わないで欲しい
 
あなたを抱きしめる力がないのを知るのはつらい事だけど
私を理解して 支えてくれる心だけを持っていて欲しい
 
きっとそれだけでそれだけで私には勇気がわいてくるのです
あなたの人生の始まりに私がしっかりと付き添ったように
私の人生の終わりに少しだけ付き添って欲しい
 
あなたが生まれてくれたことで私が受けた多くの喜びと
あなたに対する変わらぬ愛を持って笑顔で答えたい
 
私の子供たちへ
愛する子供たちへ